ガンバ大阪戦の動員数は18,269人でした
この結果、グラフが縦に約1.5倍伸びました。ついでに、平均観客動員数は以下の数字となりました(グラフのPDFファイルはこちら)
平均入場者数推移
- 平均入場者数:8,797人
- 前の試合との平均値増減:+728人
- 前年同節比:+766人
- 前年平均比:+812人
累計入場者数推移
- 今節入場者数:18,269人
- 累計入場者数:123,168人
- 前年同節比:+9.54%*1
- 前年度達成率:73.45%
レコード更新しますた(`・ω・´)
ファジアーノ岡山発の全席種チケット完売。ヤフオクでの法外な価格など試合以外の面でも大変注目の集まった一戦でした。個人的にもチケ難民が発生し、改めてガンバ大阪というクラブの人気はスゴイなと。
この結果、ファジアーノ岡山主催公式戦の観客動員記録は大幅に塗り替えられることに。2009年04月11日のホーム横浜FC戦の13,228人が今まで最高値で、4年間抜けなかった数字でしたが、今回の動員18,269人でレコードを更新。その更新幅なんと、5000人以上。
ちなみに、カンスタの観客動員記録の17,282人(2004年6月20日 ガンバ大阪VS浦和レッズ)も塗り替えております。当時の様子を「芝生席とかツメツメ」と語って下さった人もいらっしゃいます。本当に大変な盛り上がりだったようですが、それも上回ってしまったわけです。
恥ずかしながら、満員のカンスタ見て私泣きましたよ。ホームスタジアムが、岡山のクラブの為に埋まる日が来るなんて。ホント格別です。
人数の割合を考えてみよう
さて、ご参集いただきました18,296人のうちどのくらいがアウェイからご来訪頂いたガンバサポで、どのくらいがファジサポで、どのくらいがご新規さんなのでしょうか?ざっくり試算してみましょう。
アウェイサポ
今回は、アウェイAチケもすぐに売り切れたんですが、その発券枚数は風のうわさでは2000枚とのこと。アウェイスタンド1100席+芝生席900という勘定のようです。また、+αでメインスタンドアウェイ寄りにもガンバサポの方々がいらっしゃいましたので、+500人と見積もって、2500人がアウェイサポと考えることにします。
メイン観戦でしたが、アウェイエリアは青々とガンバサポさんがミッシリと詰まっておりました。本当に沢山のご来場ありがとうございました。
- アウェイ動員:2500人
出席率の高い人々~カンスタ住人~
いわゆる常連さんですね。いつもお世話になっております。わたくし、シーパス持ちで先行入場組なんですが、席取りシートの列の長いこと長いこと。ビックリしました。7時30分にシート貼り解禁なんですが、遅刻したおかげでもう大変。9時時点で運営の方がシート枚数カウントされてたので、数を確認したところ「ちょうど500枚くらいですね((((;゚Д゚))))」とのこと。最終的には一体何枚なんだと。
ちなみに、風のうわさソースですが、現時点での年パス発行枚数は、シーパス2500枚、夢パス3000枚とのこと。またチケを毎回買って来られる方々もいらっしゃいます。運営スタッフの方も、着券率*2の高さに((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル気味だったようです。
「夢パスのはなし」
ちなみに、ファジアーノ岡山は「夢パス」というシステムがございまして、小学生以下は無料の年パスを発行できる仕組みとなっております。子どもをタテに取った友釣りです。
この「夢パス」ですが、アウェイの方や、夏休みだけ使う場合でも発行を受け付けております。
斯様に大変ステキな施策ですが、今回はチケット完売の影響もあり、通常だと即日発行可能でしたが、ガンバ戦に限り事前申込みへと受付方法が変更となりました。
需給が逼迫している状況だと、年パスとは不確定要素として浮上してくることになるのだなと。一つ賢くなりました。
さて、この「固定層」の人数をどう見積もるか。今期実績から考えてみましょう。 今シーズンの最低動員数は京都戦の6234人です。ただし、平日ナイトゲームなので除外します。日曜日開催に限れば、札幌戦の6310人。アウェイ動員差し引いて、端数を丸めて6000人と仮定します。この層がクラブの顧客基盤のコアとなる皆さんです。5999人(推定値)の皆さんに感謝を。
なお、固定層だと堅苦しいので、カンスタ住人としておきます。
- カンスタ住人:6000人
カンスタ常連組
次に、住人程の出席率ではないけれど、時間が許す限り参戦するという方の見積もってみます。まず今期一万人以上の来場者があったゲーム、ガンバ戦、横浜戦、山形戦を除きます。すると、7481人。アウェイサポ分を差し引く必要がありますが、常連分で丸めた分を伸ばして、1500人にしましょう。
- カンスタ常連:1500人
カンスタ行楽組
さらに、顧客層のコアの一つ外側にいらっしゃる方々。なにかイベント的なことがあればサッカー見に来るよ~って感じのライトな観戦者の方々を想定しております。
この方たちは、ファジアーノのことを認知しては頂いているものの、訴求が足りないためかリピーターとしては定着していない皆さんという認識です。
サンプルとしては、カズ効果のあった横浜FC戦の11,485人。GW開催のモンテディオ山形戦の11,117人。より、ベースラインを11000人。カンスタ住民・常連組を除くと、11000-7500→3500人。3500人としましょう。
- カンスタ行楽組:3500人
このセグメントは、試合ごとに振れ幅が大きいセグメントだと思います。
ガンバ効果の波及層~カンスタデビュー組~
さてここまで、変な言葉をでっちあげながら、11000人を観戦頻度でセグメント化してみました。
- カンスタ住人:6000人
- カンスタ常連:1500人
-
カンスタ行楽組:3500人
今節の観戦者が18,269人。よって、差分が7200人。
- アウェイ動員:2500人
このうち、アウェイの方々を2500人と試算したので、最終的な数字は4700人となります。この皆さんが、今回ガンバ効果でカンスタデビューされた層ではないかと考える次第です。ご来場、本当にありがとうございました。
ガンバ効果はどの程度だったのか?
アウェイ動員+2500、行楽組+3500、カンスタデビュー組+4700。合計10700人。行楽組に分類させていただいた方が1000くらい普段来るよね?ということで、1000人差し引いても、+9700人という数字に。前節時点での平均観客動員数が8069人ですので、2.26倍の動員となりました。
誰がガンバ戦を見に来たのか
アウェイ動員2500人は大変ありがたいのですが、増加分の割合をホーム:アウェイで見ると、8200:2500という比になります。ここからガンバ大阪というチームがキッカケで足を運んだホームタウンの人達がカンスタを埋めた。と類推できます。
冗談みたいに、"ガンバ大阪ジャパン・ツアー2013"とか洒落で言ってましたが、ホントにジャパン・ツアーですよ。遠藤がお客さん呼んできたんですよ。ガチャピンとか言ってホントすみませんでした。
というあたりでこの項を閉じたいと思います。
最後になりましたが、エンターテイメントとしてあの素晴らしいカンスタ劇場を作りあげた皆様に心よりの感謝を。この財産をクラブの発展のために活かすという大変重い宿題を頂いたと考えています。